【先行販売】WEARLNESS/Linen Sleeping Shirts/White










【先行販売】WEARLNESS/Linen Sleeping Shirts/White
【先行販売】こちらの商品は先行販売となります。お届けは6月中旬頃の予定となります
※生産の都合上、お届けの予定は前後する可能性があります。
〈Written by Tomoyoshi Takada〉
毎年夏になると出番が来るリネンシャツ。風が抜けるし肌離れも良い、速乾性もあって臭いも残りにくい。こんなにも湿度の高い熱帯の夏に適した素材はないのではと思う。WEARLNESSではありそうでないひと癖ある、大人が着られるリネンシャツを作りたくて私物のロシア軍のスリーピングシャツをベースに夏に最適なリラックスシャツを企画しました。
モデルにしたスリーピングシャツはVネックフロントが特徴的で、日本の伝統的な鯉口シャツにも似た雰囲気がとても好みのシャツ。オリジナルはお世辞にも着心地がいいとは言えないので、この雰囲気を活かしつつドレスシャツの仕立てで、ラグジュアリーかつリラックスした新しいスリーピングシャツを作ることにしました。
WEARLNESSのドレスシャツでふんだんに用いられている各所のギャザー仕様や、袖の後付けによるボディから脇、そして袖に繋がる人体の構造に沿った作りはもちろん継承。裾をわずかにラウンドさせサイドにガゼットを付けたり、袖口を手口ボタンなしのカフ仕様にすることで仕立てのいい上品なカジュアルシャツが誕生しました。
数回サンプルを作っていただき、前立ての長さや全体のバランス感を整えました。制作をお願いしているシャツ工場さんからはフロントのVネック仕様がとても難しいとのご相談。ドレスシャツ工場は襟周りは立体的に、曲線で作るのが基本なのでこの直線で構成されるVフロントを曲線で再現するのに時間を要しましたが、個性のあるパターンで納得のいく仕上がりになりました。
そもそもオリジナルのスリーピングシャツはシャツ工場ではなくカットソーなどと同じ工場で直線パターンで簡易的に作られていたのでは?と。(確証はありませんが)それならば伸びないシャツ生地でそういう作りをすればそりゃ着心地は良く無いよな、と妙に納得しました。
素材は最初からリネンは念頭にあったけれども、数あるリネンの中から選んだのはHerdmans (ハードマンズ)Linen、1835年創業のアイリッシュリネンを名乗るルーツはハードマンズの名前に由来する、とされるアイリッシュリネンの最高峰。また、その品質の高さからリネンのロールスロイスとまで云われていました。2004年に生産効率の悪さから、大量生産ビジネスに対応出来ず廃業してしまいますが、生産地を変えてHerdmansの名前は生き残ります。現在も品質の高いフランスやベルギー産のフラックスを原料に非常に高いクオリティのアイリッシュリネンを生産します。その特徴は非常に毛羽立ちが少なく、光沢のある軽くて快適な手触り。ざらざらで粗野なスラブ感が持ち味の大味なリネンも大好きですが、直接肌に触れるなら絶対にこれが最高。この着心地の繊細さはクセになります。
合わせ方としては、裾を出してリゾートライクにショーツと合わせても良し、インナーにタンクトップや緩めのカットソーを着てももちろん良し。リラックスした着こなしはもちろん、ドレスパンツにインしてジャケットを着ても格好良いし、それも見え方が新鮮で面白い。首元が広いのが寂しく感じたならば巻物もバッチリ合わせられます。アクセサリー見せるのも良いですね。
特徴的なVネックのフロントが色々なスタイルの可能性を感じさせてくれます。
もとはミリタリーを起源にもつスリーピングシャツですが、WEARLNESSが新たに手を加え現代的なラグジュアリーなリラックスシャツにアップデートしました。
今回は絶対に使える4色をご用意しましたので、個人的にも夏はこればっかり着てそうな予感しかしません。
渾身のスリーピングシャツ、オススメです。
〈素材〉
麻100%
Made in Japan
〈サイズ詳細〉
SIZE S(ネックサイズ37に準ずる):肩幅46/胸幅112/ウエスト100/着丈73/袖丈63
SIZE M(ネックサイズ39に準ずる):肩幅48/胸幅120/ウエスト108/着丈74/袖丈63
SIZE L(ネックサイズ41に準ずる):肩幅50/胸幅128/ウエスト116/着丈75/袖丈63
〈撮影時着用サイズ〉
SIZE:M(モデル身長175cm,体重68kg)