TANGENT/40's British Gurkha shorts/Gray










TANGENT/40's British Gurkha shorts/Gray
〈Written by Tomoyoshi Takada〉
40年代の英国軍グルカショーツをベースに作成されたモデル。
腰回りのボタン留めベルトループタブや太めのウエスマン、そして長めの持ち出しとクラシック要素が満載。ウエスト止めのボタンが2つ付いており、ウエスト寸法の微調整が可能だが、おすすめは奥で止めること。その方が前立てや持ち出しがキリッと見えて格好いい。ご飯を食べ過ぎちゃった時の予備と考えて下さい。
シルエットはワイドで丈はギリギリ膝丈の僕の持っているショーツの中ではかなり丈が長めの分類です。素材はこれからの季節にぴったりなリネンコットン。リネン勝ちの混紡素材なので清涼感抜群。履き皺がいい具合にカジュアル感を演出してくれます。
膝上10cm以上の短丈ショーツは街履きに合わない。海の近くやリゾート地ならば短丈ショーツはとても様になるし、ヨーロッパのリゾートでショーツ姿が格好いい人はみんな丈の短いものを履いている。しかし日本の場合は丈が短すぎるショーツは抵抗感を持たれる方が多い印象だ。個人的には大好きですが、場所は選ぶと思っている。
今回のTangentのショーツはいわゆる街履きショーツ代表格。トップスは普段のカジュアルスタイルをそのまま合わせられるし、股上の深さとクラシックな腰回りのディテールがとても上品に魅せてくれる。また、裾からシューズまでの距離やディテールのお陰でシューズを選びやすい。例えばローファー系は勿論だし、グッドイヤーのタッセルなども良い。もちろん、裾を捲り上げれば短丈になるのだから麻シャツにビーチサンダルを合わせることも出来る汎用性がある。
暑い夏が5月くらいから10月ごろまで続く現代の気候。少しでも快適に過ごすために大人なショーツがあると便利ですよ。今年は爽やかな万能カラー、ベージュと都会的シックなチャコールグレーの2色。街履きにちょうどいいTangentのショーツ、オススメです。
〈素材〉
麻58%/綿42%
Made in Japan
〈撮影時着用サイズ〉
SIZE:46(モデル身長175cm、体重68kg)
〈サイズ詳細(cm)〉
SIZE44:ウエスト78/渡り幅36.7/股上30/股下25.5
SIZE46:ウエスト82/渡り幅37.7/股上30.5/股下26.5
SIZE48:ウエスト86/渡り幅38.7/股上31.0/股下27.5
SIZE50:ウエスト90/渡り幅39.7/股上31.5/股下27.5