〈Written by Tomoyoshi Takada〉

SEVEN FOLD 25SSのコレクションテーマは Matisse(マティス)。
フランスの画家、アンリ・マティスから着想を得ている。
ー彼の人生に魅了された。彼の色に魅了された。ー
このようなタイトルが添えられたコレクションはマティスの切り絵を連想させるような小紋柄だったり彼の作品のような鮮やかな差し色がポイントになっている。

個人的にもマティスは大好きでフランス・ニースにある美術館も訪れたことがある。初期の作風から晩年の切り絵までの変化はとても興味深く、彼の代表的な作品に見られるフォービズムと呼ばれる色彩の巧みな使い方や大胆さは圧巻だ。

鮮烈な色彩の組み合わせは、洋服においての色の組み合わせのヒントになるものも多かった。マティス美術館には彼の若かりし頃からのポートレイトや作業風景なども展示してあり彼の出立ちや着こなしもとても素敵で、とても洒脱な人物だったのだろうと思っている。

今回もWEARLNESS ではSEVEN FOLDの加賀さんの素晴らしいコレクションの中から厳選した7本を選びバイイングさせていただいた。

マティスを連想させる小紋柄のジャカードタイ、色彩の組み合わせが美しいプリントタイ。SEVEN FOLDならではの複雑な組成の組み合わせが美しいジャカードストライプ。

他ではまず見られないこの３つのカテゴリーに分類出来る7本が今期のWEARLNESSおすすめのタイです。

〈素材〉

シルク100%

Made in Italy

〈サイズ詳細(cm)〉

144×9　セミボトルシェイプ

スフォデラート仕様(裏地なし仕様)