〈DOWN TO EARTH〉はスラングで気取らない、落ち着いた、などの意味がある。僕はドレスファッションを自身のファッションの軸に置いているけれど、カジュアルウェアも大好物で、着る洋服の振り幅が広いのが自分自身の特徴だとも思っている。

古着やストリート系も通って来たし、今はジャケットやスーツも着るし、衝動的に買う洋服も相まってクローゼットは家だけでは足りず倉庫まで借りる始末。それでも40代中盤に差し掛かって来るとどうにも選ぶのが難しいのがいわゆる日常着だ。
お洒落し過ぎると変だし、楽をし過ぎても気分が上がらないし…適度なリラックス感や気張らない感じを自然に出すのは中々難しい。
年相応、という不思議な？言葉があるけれどファッションにも正直当てはまる部分はあると思っている。それは人にもよる、というとても曖昧な境界線があるけれど、相応にして大人は”良いもの”を着たいし”良いもの”は人を大人っぽく見せる。では”良いもの”とは何だろうと考えるとまた難しい。
素材が良いと言っても、肌触り？打ち込み？希少性？と人それぞれ感じる部分は違うし、形が良いと言っても好みや体型、着用するシーンによっても感じ方は違うだろう。

今回紹介する〈DOWNTOEARTH〉は着心地と適度なゆるさがとても良い。Tシャツにしても肌着を専門に半世紀以上も製造作成してきた国内工場を使い、着心地にはとことんこだわっている。にも関わらず適度なゆとりのあるサイズ感とリブを広くすることで一枚でも着られるデザイン性を伴う。ニット類も限りなく上質な素材を使いながらも、これ見よがしではないゆるさがなんともバランスが良く、ジーンズやチノパンにサラリと合わせられて、頑張りすぎていない感じが大人の日常着としてとてもしっくりとくる。この絶妙に力の抜けた感じ、サラッと着て嫌味にならない、適当に着ても様になる素材感、探してました。オススメです。                 　　　　     (...Written by Tomoyoshi Takada)

▪️商品説明

MADE IN JAPANにこだわり綿花・コットン素材の産地として名高い和歌山県の木村メリヤス工場で作られる。木村メリヤスは肌着の開発製造に半世紀以上携わる職人集団を抱える知る人ぞ知る名工場だ。
現代的でリラックスしたボディと一枚で着用した際にアクセントになる太めのリブ。職人技と現代的な感覚が宿る特別な着心地は、ワードローブに必須な日常着になるはずです。

▪️素材

綿100%　(Made in Japan)

▪️サイズ詳細　(cm)

size2:着丈72/身幅55/AH28.5

size3:着丈74/身幅57.5/AH29.5

size4:着丈76/身幅60/AH30.5

▪️撮影時着用サイズ:3　(モデル身長175cm、体重68kg)